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学んで教え、教えて学ぶ――大連からの発信

大連のクリスマスイブ

デコる!

「デコる…準備です」
目抜き通りの中山路で、電飾の飾り付けをしているのを見た学生が言った言葉です。

「デコる?それってスマホとか小さいものを飾る時に使うんだよ。装飾とか飾るとか…」

留学生の女の子が親切に訂正を加えているのを聞きながら、道路の飾り付けも「デコる」でいいんじゃないかと思い始めていました。

ことばは進化するでしょう?

大連の女子学生の一言は、そのうち訂正されない、普通の日本語になるんじゃないか?

そんなことを考えていたのが、12月22日。

クリスマスイブに、そのデコった(?)大連の街の風景を見てきました。

大連駅前のショッピングモール百年商城のクリスマスツリー。

星海広場から見た虹色の橋

中山路の帯飾り。

解放公園の蓮池にうつる五色の光。

 

「先生、ふるさとにかえりたくない。大連で働きたい」

地方都市から来た女子学生たちのなかにはそう話すひともいます。

日系企業が多く、日本語を使った職が比較的探しやすいことが理由の第一に来るでしょうが、イブの大連の夜景も、女子学生たちを魅了する原因のひとつかもしれません。

 

 

PS)  H.M.さん

コメントありがとうございました。大連で暮らしています。いつでもご連絡ください。

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桜桃

さくらんぼの季節

5月6月、大連は桜桃の季節だそうです。真っ赤な桜桃、オレンジ色がかった桜桃、種類もいくつか出回っています。

ちょっとぼけた写真ですみません。真っ赤な方が甘酸っぱく、オレンジ色がかった方が甘いです。

大学内の果物やさんで500グラム換算で20元(中国元)ぐらい。街角で買うともっと安いでしょうが。


大連図書館魯迅路外文文献分館

図書館へ行ってきました。

先日、大連図書館魯迅路外文文献分館に行ってきました。中国語図書の貸借、中国語新聞の閲覧以外に、外国語の雑誌、新聞、図書の閲覧ができるようになっています。規模は小さいですが、のんびり過ごすにはとてもいい雰囲気。→魯迅路外文文献分館紹介(中国語)

外国語図書の数は多くありません。高さが140センチメートルぐらいの書棚が並んでいます。本は棚の両面に4段ずつに収められていますが、ぎっりしり詰まってはいません。棚6つは英語でした。イタリア語、スペイン語、韓国語、日本語の棚が1つずつです。日本語の棚は、漫画サザエさん、お料理の本、なぜか伊万里市の市史……。

英語、ロシア語、韓国語、日本語の新聞、英語や日本語の雑誌もあります。雑誌についてご紹介しましょう。WorldSoccer,Vacation,TIME,Money,Discover,Science,HouseBeatiful,VOGUE,Cosmopolitan…。ジャンルごとに置かれていました。ファッション雑誌の棚には日本語の雑誌がけっこう並んでいました。JJ、ELLE、装苑、スタイルブック、レディスブティックなどなど。

1907年創建の古い建物は、南満州鉄道株式会社大連図書館でした。今は、旧址として保存され、しかも活用されているのです。
空蝉 (土曜日, 28 5月 2016 13:47)さん、コメントありがとうございますした。コメントにうまく返信できなかったので、こちらでお礼申し上げます。

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ブログ開設2015年3月6日